研削砥石の三要素と言って、砥石は、砥粒、ボンド、気孔からできており、この中で砥粒は、ものを削るために重要な役割をしています。
削られるものを被削材と言いますが、被削材に比べてはるかに硬い砥粒を用いて研削を行います。
この砥粒にABCDがあるのです。Aはアルミナ(Al2O3)のA、BはCBN(立方晶窒化ホウ素)のB、Cは炭化ケイ素(SiC)のC、DはダイヤモンドのDです。
被削材の種類によってこの砥粒の種類を変更し、能率のよい加工を行います。
A、Bは、特に鋼の、C、Dは非鉄材の研削に用い、A、Cを一般砥粒と呼び、B、Dを超砥粒と呼びます。
研削能率を向上させるためには、A⇒B、C⇒Dと砥粒を変更します。これを『砥石のABCD』と言います。
被削材に合った砥石を選んでください。
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