ビトCBNホイールとは?
CBNホイールには、ビトリファイド、レジン、メタル、電着の4種類の結合剤による製造が可能であり、今回は、特にビトCBNホイールについてお話しします。
ビトCBNホイールは、1971年に世界に先駆けてノリタケカンパニーが実用化したホイールです。
CBN砥粒をビトリファイドボンド(磁器質結合剤)で固め、その特徴である有気孔構造により切れ味に優れ、CBN砥粒の効果により高能率加工を行うことが可能です。砥石を取り付けたままの機上でツルーイングやドレッシングができるホイールで、高集中度のホイールにはロータリードレッサーがお薦めで、低集中度のホイールには単石ドレッサーでも十分です。
また、ビトCBNホイールで研削した被削材の残留応力が低く抑えられることも特徴的です。
近年では、ビトCBN砥石を使うことを前提とした研削盤も発売されていますが、これまでお使いの研削盤で、一般砥石からの置き換えについてもドレッシング方法を含めてご相談に応じますので、声をかけてください。